ダイナミックフォントスケーリング
ダイナミックフォントスケーリングは、ユーザーが画面上に表示されるテキストのサイズを選択できる機能です。これは、読みやすさのために大きなテキストが必要なユーザーを支援し、小さなテキストを読むことができるユーザーにも対応します。
試してみる
Android、iOS、または iPadOS デバイスで試してください。
Android の Chrome でテストしている場合は、"Accessibility Page Zoom"が有効になっていることを確認してください。
デバイスでのフォントサイズの変更ガイドに従って、好みのフォントサイズを設定し、以下のデモのテキストが設定に応じて拡大または縮小するのを確認してください。
Ionic でダイナミックフォントスケーリングを有効にする
アプリケーションで有効にする
ダイナミックフォントスケーリング は、typography.css ファイルがインポートされている限り、デフォルトで有効になっています。このファイルをインポートすると --ion-dynamic-font 変数が定義され、ダイナミックフォントスケーリング が有効になります。推奨はされませんが、開発者はアプリケーションコード内でこの変数を initial に設定することで ダイナミックフォントスケーリング を無効にすることもできます。
カスタムコンポーネントへの統合
開発者は、px 単位を使用している font-size 宣言を rem 単位 に変更することで、カスタムコンポーネントを ダイナミックフォントスケーリングに対応させることができます。px から rem へ変換する簡単な方法は、ピクセルのフォントサイズをブラウザのデフォルトフォントサイズ(通常は 16px)で割ることです。例えば、コンポーネントのフォントサイズが 14px の場合、14px / 16px = 0.875rem として rem に変換できます。また、フォントサイズを上書きしている Ionic コンポーネントがある場合も、rem 単位を使用するよう更新する必要があります。
もう一つ注意すべき点として、フォントサイズが大きくなった場合に対応できるよう、コンポーネントの寸法を変更する必要がある場合があります。例えば、width や height プロパティは、それぞれ min-width や min-height に変更する必要があるかもしれません。開発者は、length 値 を使用している CSS プロパティがないかアプリケーション全体を確認し、必要に応じて px から rem への変換を行うべきです。また、大きなテキストでも読みやすくするため、長いテキストは途中で省略するのではなく次の行に折り返すことを推奨します。